トヨタ不動産サイト

具体的な取り組み

1 安全・安心

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

ビル防災 ~まち一番の安全・安心なビルを目指して~

  • 会議の写真
  • 災害対策本部

私たちは複数年度に亘って計画し、一つ一つにねらいを定めた、実践的な防災訓練に取り組んでいます。2011年の東日本大震災を機に、会社として、これまで以上に「安全・安心・防災」を最優先に位置付け、まず社内全体の防災意識を高めることを重視した取り組みに着手しました。例えば、シミュレーションゲームのように、災害状況のシナリオが変わっていったり、ボードの上でメンバーが駒になって動いてみたり、実際の災害現場で自分達がそれぞれ何をすべきなのかを考えながら進行していく形式の防災訓練は、その取り組みの代表例です。
その他、いつどこで発生するかがわからない実際の災害に備え、ビルの全館防災訓練の際に、火災発生想定階や時間帯を敢えて明らかにせずに訓練を実施するといった取組みも実施しており、先進的な事例として様々な企業が見学に来るような取り組みとなっています。
また、私たちは防災の分野においても、PDCAを回していくことは大変重要なことであると考えています。一回一回の訓練が終った後は必ず振り返りを実施し、課題や改善点を分析しながら次の訓練に活かすようにしています。
常に進化し続ける訓練 - これまでも、これからも、私たちの伝統として受け継ぎながら、まち一番の安全・安心なビルを目指して参ります。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、実施方法は一部変更。

災害対応・地域との連携

  • 会議の写真
  • 災害対策本部

名駅四丁目地区においては、複合商業施設を含む6棟の大型ビルを保有する利点を活かし、火災が発生した際には、他のビルで避難場所を確保したり、各ビルの防災センターが互いに連携しながら避難誘導を行ったり出来るよう、面として有効的な避難計画を立案しています。
また、名古屋駅地区全体としては、近隣施設や行政と連携しながら、万一の水害発生に備えた取り組みや、大地震発生に伴う帰宅困難者対策への取り組みにも積極的に参画しています。
名古屋駅地区をメインエリアとするトヨタグループのデベロッパーとして、使命感と誇りを持ちながら引き続き安全・安心への取り組みを推進して参ります。

2 循環型社会の実現

  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

私たちは、「安全・安心を最優先に住み良い環境の実現と魅力ある街づくりに貢献する」という基本理念のもと、環境に配慮したビルマネジメントシステムを構築し、継続的に維持・改善しながら、地球環境の保全および循環型社会の実現に努めています。
取り組みの具体例として、以下4つをご紹介します。

3 魅力ある街づくり

  • 3 安全な水とトイレを世界中に
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

地域共創の実現

  • マルシェの写真
  • ドレスツリーの写真

ミッドランドスクエア商業棟の地下1階のアトリウムは、私たちが大切にしている空間の一つです。名古屋駅の地下街や周囲のビルとシームレスに繋がるこのスペースには、一日を通じて様々な人が行き交います。私たちは、ミッドランドスクエアの商業テナント・施設利用者の皆様と共に、このアトリウムを起点として、より一層魅力ある名古屋駅エリアの街づくりに寄与する活動を実施しています。
例えば、季節ごとに様々なテーマのもと開催される「SDGsマルシェ」では、アトリウムを訪れる皆様に対し、食べるもの、使うもの、身につけるものなどにおいて"サステナブル"な商品を心がけて選ぶライフスタイルを積極的に発信しています。また、毎年開催している「ミッドランドスクエア・アトリウムコンサート」では、新進のクラシック演奏家がピアノやバイオリンの音を響かせながら、まちの人々の心に潤いをもたらすことのできる場を提供しています。
その他、クリスマスの季節にはミッドランドスクエアや周囲の保有ビルの街路樹をイルミネーションで彩る取り組み(メイエキイルミ)や、毎月のビル周辺清掃活動なども実施しており、様々なアプローチから地域共創の実現に努めています。

新たな価値創造

  • なごのキャンパス コワーキングスペース
  • なごのキャンパス エントランス
  • axle御茶ノ水 コワーキングスペース
  • axle御茶ノ水 エントランス

2019年に誕生した「なごのキャンパス」と2020年に誕生した「axle御茶ノ水」。
どちらも、ベンチャー企業の皆様が中心となって入居しており、新しい産業を創出していく場として、当社が運営・管理している施設です。前者は廃校になった小学校の校舎を活かして、後者は会社の社員寮として使われていた建物を活かして、それぞれリノベーションを施して再生されました。
ご入居頂いている多種多様な業種・業態のベンチャー企業は、立ち上がったばかりのステージからすでに上場まで果たした段階まで様々であり、そのような企業同士が互いに交流し、繋がり、刺激し合うことができるような仕掛けが各施設内にはふんだんに取り入れられています。
志を持ったベンチャー企業の熱い想いは、今、日本や世界が直面している様々な環境問題や社会課題に対し果敢に対峙していく為の突破口となるのではないかと考えます。
私たちは、こうした場の提供を通じて、ベンチャー企業の熱い想いに寄り添い、共に夢を実現しながら新産業の創出に貢献して参ります。

エリアマネジメントを通じた地域との連携

  • 街の清掃活動
  • 将来課題の議論

名古屋駅地区街づくり協議会(以下 名駅街協)」は、名古屋駅地区を多くの方が訪れ・働き・学び・住みたい街にするために、魅力向上を共に考え、提言し、活動する団体です。私たちは、その発起人の一員であり、設立当初の2008年から事務局として関与しています。
名古屋では、「栄」と「名駅(名古屋駅)」が中心的なエリアと言われています。「名駅」の特徴は、新幹線、JR、地下鉄、私鉄が集結し、中部国際空港へのアクセスも有すると共に、足元には複数の地下街が連なる、国内有数のスーパーターミナルエリアです。名駅街協は、そのような「名駅」のポテンシャルを活かして、より魅力的なエリアへと変革させていく為に、行政・企業・個々の地権者のみならず、その他多様なステークホルダーを巻き込みながら様々な取り組みを行っています。
リニア開業に伴い、名古屋市が再整備する駅前広場に関して、私たちとしてもありたい姿を検討するなどの中期的な取り組みから、街の清掃活動や歩道帯に花を植えるなど地道な活動まで、幅広く取り組んでいます。
さらには、セミナー・ワークショップの開催、広告付歩行者案内板・フラッグバナー広告・仮囲い広告の設置など、スーパーターミナルの玄関口にふさわしい賑わいと彩りをもたらすことができるよう、日々、試行錯誤を繰り返しています。
私たちはこれからも、地域に根差したデベロッパーとして、より一層地域との連携を深めながら魅力ある街づくりに貢献して参ります。

4 ガバナンス強化

  • 16 平和と公正をすべての人に

コンプライアンスの徹底・ 情報セキュリティの強化

  • 豊田綱領
  • 行動指針カード

私たちはトヨタグループの一員として、豊田綱領の精神を原点に経営理念を掲げ、常に社会から高く信頼される企業行動の実践に努めています。1953年の会社設立から約半世紀に亘り、当社は名古屋駅地区の不動産会社としての堅実な社風が特長でしたが、近年はトヨタグループのデベロッパーとして、事業の幅とエリアを大きく拡大させています。そのような中でも、コンプライアンスを第一としながら、企業として健全かつ持続的に成長し続けていくことは非常に重要なミッションであり、私たちはその達成の為、日々、様々な取り組みを実践し続けています。
具体的には、従業員の「行動指針」の策定とその浸透活動や、監査役・「法務・内部統制」組織による定期監査及び改善フォロー活動、不正防止対策・社内牽制機能としての「調達」専門組織の設置などが挙げられます。また情報セキュリティの面では、オールトヨタグループセキュリティガイドライン(ATSG)に準拠した機密管理規程の運用やネットワークセキュリティ水準の整備が実施されており、常に、情報の取扱いにも細心の注意が払われています。
その他、日常の業務における法令・企業倫理違反や従業員間のハラスメントを防ぐために、匿名で通報・相談できるヘルプライン窓口を設ける等、ステークホルダーの皆様と企業・従業員を守る仕組みを整えています。

5 多様性の実現

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう

働き方改革の推進

  • 働き方改革セミナー
  • フリーアドレス制度(本社)

近年、当社はトヨタグループのデベロッパーとして事業の幅とエリアの拡大に力を入れており、それに伴って従業員数も年々増加傾向にあります。現時点では、2010年以降に入社した者の人数が、全従業員の内の半数以上となっており、年齢、性別、経歴など、様々なバックグラウンドを持った社員が在籍しています。私たちは、そのような社員一人一人の人格・個性を尊重し、その創造力とチームワークの総合力を最大限に発揮できる、ダイバーシティに富んだ企業風土の醸成に努めています。
具体的な取り組みとしては、オフィスのフリーアドレス導入によるインナーコミュニケーションの促進や、テレワーク推進と自律的な働き方の推奨、心の健康を守るセミナーや各個人のニーズに応じて選択できる目的別研修の開催などが挙げられます。
また、女性の活躍・仕事と家庭の両立支援という観点においても、育休の取得・育休からの復帰がし易いような制度・風土づくりや、短時間勤務・フルフレックスタイム制度を活用した両立支援の仕組みづくりなど、改善を重ねながら実施しています。
このように、多様性と自律性を尊重した様々な取り組みを通じて、強靭でしなやかな企業組織の形成に努めながら、引き続き多様性の実現を目指して参ります。

スポーツ支援

私たちは、障害に向き合う社会づくりに寄与することを目的として、名古屋・東海エリアの車いすバスケットボールチーム・団体を支援・応援する活動に取り組んでいます。
車いすの方々が、困難を物ともせずコートを走り続ける姿は、強く、美しく、感動を与えてくれます。私たちは、車いすバスケットボール競技の魅力を、より多くの方に知っていただくため、支援活動を継続しています。

pagetop